脂肪酸ってなんだ?
こんにちは、油のプリンスです。
前回は油の正体トリアシルグリセロールとは?というところから、トリアシルグリセロールには様々な脂肪酸がくっついてるという話をしました。
じゃあ脂肪酸って何???
wikiにはこう書いてありました・・・・
長鎖炭化水素??カルボン酸??て方も多いかと思うので軽くご紹介。
カルボン酸とは-COOHという化学構造を指します。お酢の主要成分である酢酸もこの形を持っています。
長鎖炭化水素は、炭素原子と水素原子のつくる鎖状構造と思ってください。
炭素の数が多いものあれば、少ないものもあり・・・
良くわからんので図で見てみましょう!!!
図で見る脂肪酸
図を見てみてください。
みんな右側にCOOHという構造がありますね(この構造をもってる物質をカルボン酸と呼びます)。
左側にはたくさんのCとH(炭素原子と水素原子)がありますね。
右側にCOOHがあって、左側にたくさんの炭素と水素→これが脂肪酸です!!
また、下の3つの脂肪酸には=で示された2重結合という部位があります。
良く見てみると、炭素・水素・2重結合の数や2重結合の場所が違います。
つまり左側の構造がみんな違うのです!!!
図の例ですが、
炭素数 16→パルミチン酸
炭素数18 二重結合数3 →γ-リノレン酸 or α-リノレン酸
脂肪酸の詳しい分類は次回のお話にしましょう!
まとめ
脂肪酸とは、右側にCOOH、左側にたくさんの炭素と水素をもった物質の総称。
左側の炭素や水素の数、2重結合の数や位置の違いが脂肪酸の種類の違いに。