ABURA博士の食用油navi

(元)油の研究者が発信する正確な油の知識

そもそも油ってなに??

はじめましてこんにちは、油王子です。

そもそもなのですが、「油」とはなんでしょうか?

調理に使うオイルも「油」と呼ばれますが、

ガソリンなども「油」と呼ばれますよね??

「油」とは?

「油」とは、ずばり

水に混ざらない物質(液体)の総称です。

 

 

一例ですが、ドレッシングは水部分と油部分が分離していますよね。

その、水に混じらない液体部分が「油」です!!

まさに、お互いに混じり合わない水と油の仲だったのです!!

 

そのため工業用の潤滑油やガソリンも「油」と呼ばれる一方、我々が口にする植物油も「油」と呼ばれるのです。

ちなみにベンゼンクロロホルムメタノールといった危険そうな薬品たちも「油」の定義に該当します。

 

我々が口に入れる油も「油」で通じることは多いですが、工業用や化粧品用の油と意味を使い分ける上でも食用油」「植物油」「サラダ油」などと呼ばれることがあります。

 

 

食用油とは?

このブログでは、口にすることができる油、「食用油」について書いていきたいと思います。

ここで再び定義的な話になりますが、食用油ってなに????

 

我々が口にする食用油ですが、動植物を由来とした食用油というのが一般的な定義です。

食用油の成分ですが、化学的に分類すると多くの成分が含まれています。

 

トリアシルグリセロール

・ワックス

・リン脂質

・スフィンゴ脂質

ステロイド

脂溶性ビタミン(トコフェロール、ビタミンA)

 

 

上記の通り、動植物油には多くの成分が含まれておりますが、

中心となる成分はトリアシルグリセロールとなっています。

 

スーパーで買う食用油の成分の99.9%はトリアシルグリセロールとなっています。

食用油の成分=トリアシルグリセロール と覚えてください

(「ここテスト出ますよ!!!!」

 

 

まとめ

油とは水に溶けない液体物質の総称!工業油、食用油がある。

食用油は動植物を原料とした飲食可能な油。

食用油の成分―99.9%トリアシルグリセロール。

 

 

 

実は、トリアシルグリセロールも物質の総称です。

つづきはまたこんど~!!